【実話】マタギ奇談

著:工藤隆雄
 
生き物を知り、山を知るマタギだからこその視点で書かれる話。
小分けにされた話はしおりを挟んでちょっとした時に読むのにぴったりでした。
 
マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

 

 

《目次》
 
 

第一章《歴史のはざまで》

マタギが八甲田で見た人影はなんだったのか】
八甲田山雪中行軍遭難事件に関しては書籍や映画化など様々なコンテンツとして世に出回っているが、この話は弘前隊を先導した地元のマタギに焦点を当てて一般的に知られている“物語”より“秘話”のような内容になっている。
当時、軍人という職業がどれほどの意味と権威を持っていたかが、垣間見える。
 
菅江真澄と暗門の滝の謎】
暗門の滝と呼ばれる道を赤石のマタギ吉川隆と歩いた時、ふと話し出す昔話から始まる。江戸時代の旅行家、菅江真澄の本当か嘘か今となってはわからない話。
 
【尾太鉱山跡で見つかった白骨】
白神山地に在する尾太岳の山麓を1人のマタギが山の斜面に見える小さな白い物を見つける所から話は始まる。
そこから江戸時代に栄えた鉱山の話を思い出し・・・
 
【雪男を求めてヒマラヤに行ったマタギ
ヒマラヤへ雪男を探しに行ったマタギたちの“偶然”なのか“運命”なのか・・・グルン族猟師との間に通じる不思議な共通点についての話。
 

第二章《マタギ伝説》

【山の神はおこぜと男根が好き?】
仲間と狩をしていた若きマタギがクマと一騎討ちの際に槍先を弾かれ絶体絶命に!仲間の銃弾によって助かったが先祖から伝わる槍先が行方不明に・・・
 
【老犬神社由来】
秋田のマタギに伝わる忠犬の話
江戸時代の初め、領内の狩はもちろん他国(現在で言う他県)に出る時に、身分を証明できる免状をもらっていたマタギは獲物を追い過ぎて免状を持たずに隣国で密猟者として捕まったてしまった。
そこで、一緒にいた猟犬のシロは「免状が有れば助かるのだが・・・」とマタギが呟いたのを聞いて行動を起こすが・・・
 
【兼吉穴】
『四つグマは獲ってはいけない・・・』
マタギのオキテの一つにこの言葉がある。
欲深いマタギが母熊と子熊3匹を殺め禁断の四つグマを獲ってしまった、このマタギにふりかかる“禁断の代償”は・・・
 
【鬼は内ー、鬼は内ー】※個人的にこういう系大好き
“又鬼”
その家は節分の時には「鬼は内ー、鬼は内ー」と言う習慣があった。
小さいな孫左衛門は何故かと聞いても大人になればわかるといわれ、教えてもらえずに大人になる。
病気になってしまい、田を耕す時期を逃しそうになり、困っていると翌朝、田が耕されていた・・・
 

第三章《賢いクマ》

弾に当たったフリをして逃げるクマ・・・
気づいていないフリをしてマタギを油断させ、先回りされないように逃げるクマ・・・
“トメ足”雪の上に残った熊の足跡を追いすぐそこまで追いついたが、途中で途切れた足跡。一体どこに・・・
まるで人間の様にスイカを両脇に抱えて逃げるクマ・・・
撃たれ瀕死になりつつも最後まで抵抗するクマ・・・
自分を襲った相手を覚え、復讐に戻るクマ・・・
母熊を殺され、人に育てられた子熊と人の愛情・・・
普通に考えても登れない崖を登り洞窟を住処にしたクマ・・・
 

第四章《山の神の祟り》

【四つグマの祟り】※胸糞だけど面白い
不吉と言われる4人での猟、不運にも4つグマを獲ってしまう・・・
伝承やオキテを迷信だと馬鹿にする素人と猟をしたことにより山の神様の怒りを買う・・・
 
【大然集落を襲った山津波は山の神の祟りか】※山津波恐ろしい・・・
農業と猟を村全体で行う集落があった。
太平洋戦争末期の冬から春に変わる頃、雪と雨により山津波が集落を襲う・・・
災害は“クマを獲りすぎた祟りだ”と言う者も・・・
 
【クマ隠し】
きのこ取りに出てる最中に偶然子連れクマと遭遇。策を考えて木の棒で熊の脳天を叩き、谷へと転がる母熊。
下りて近づいていくと急に霧で目の前が真白に・・・
 
【セキド石】※怖い話・・・
12という数字も演技が悪いと言われている。
12人で猟をしていたが進むために崖を1人づつ下りていく。
1人目が降り、2人目が降りてもいいかと確認し1人目がいいぞと答える、3人目も下り、4人、5人と確認しながら降りていくが、12人目が異変に気付く・・・
 

第五章《不思議な自然》

大鳥池の巨大怪魚】
ある湖に近づいた途端に口数が減るマタギ、不思議に思い何があったか聞くも、言葉を濁す。
湖を離れほっとしたマタギが「怖いんだよ・・・」そう言いだし・・・
 
【マサカリ立て】
伐採するためブナ林に入った若き頃のマタギ、仕事仲間ではない誰かが会話しているのが聞こえてくる・・・仲間は聞こえていないが、若きマタギは昔、父親たちが言っていた事を思い出していた・・・
 
【山が教えてくれた】※カッコいい!
今日の森はなぜか騒がしく木々がざわめいていた。
導かれる様に見慣れた森を右へ左へ進んでいくと、森で嗅ぎ慣れない匂いが・・・
 

第六章《人間の不思議な話》

【濡れ衣】
“密猟”“禁猟法”・・・その様な事をするはずがない男が疑われていた。
汚名を晴らしてやりたいと思いながら、何もしてあげれずに居ると、一台の車が夜に山へと進む・・・
 
【呼ばれる】※怖い話・・・
滑落者の救助に呼ばれたマタギ
崖の下を照らすべく、警察がライトを用意して下を照らすと落ちた女性が動かずに倒れていた。
関係者が救助方法を検討していると、女性の夫が「呼んでいる」と崖の近くへと進む・・・
 
【老マタギと犬】
写真を撮りながら山を歩いていると、小さな山小屋へとたどり着いた。
そこには老犬と老いたマタギが居り、少し休ませてもらうことに。
そうして、マタギと老犬の話が始まる・・・
 
ーーー《最後に》ーーー
読書は人生で20冊にも満たない全くの初心者だけど、読みやすくて一気に読んでしまった!
初心者の僕で約2時間で読み切りました。
 
とても面白い本です!
 

マタギ奇談 狩人たちの奇妙な語り

 
 

【Brooklyn Parlor Sapporo】食事はもちろん、日常をおしゃれにしてくれる上質な空間【札幌ダイニングバー】

 
Brooklyn Parlor Sapporo
北海道札幌市中央区北2条西4-1 赤れんが テラス2階
11:30〜23:00 不定
 
札幌で頂く夕食
田舎者にとっては札幌という空間自体が特別で、生活リズムの夕食という1コマを切り取ってもガラリと変わる。
 
今日は前から気になり、一度行ってみたいと思っていた「ブルックリンパーラー札幌」
 
この日はおかゆの誕生日。
いつも料理や洗濯、朝起こしてくれたりと日々の感謝を込めて外食にきた。
 

 
ちいさな事だけれど、扉が開いているか閉じているかで、入りやすさは何倍も違う気がする。
とくに僕はおしゃれな雰囲気のお店は思っている以上に入るのに勇気がいる。
 
そういった意味では“ここ”は入りにくい部類だけれど、抵抗なくすんなりと入っていけた。
 

 
外で確認できるメニュー表も、あるのと無いのでは入りやすさは大きく変わる。
 

 
扉の向こうは季節に合った雑貨がお出迎えしてくれて、
ただお洒落だけにこだわっているわけではなく、直接風が入らない工夫と外から中にいる人を覗かれないようにする工夫もあるのかな?
 

 
この日は平日の夜、写真では人は居ないが、窓際にも多数席が用意されており、そこには仕事終わりのサラリーマン、日々の気苦労を語り合う女性方、雰囲気と友情を分かち合う若者たち・・・様々な年齢層の男女が景色を楽しみながら夕食、お茶などを楽しんでいた。
 

 
おかゆはミネストローネスープ、僕はフィッシュアンドチップスを、そして一緒にシーザーサラダとステーキを注文。
 
平日ということもあってか、食事の提供速度は丁度よく、途中で何回か飲み物も注文させてもらったが、スタッフの方も広い店内をカバーすべく常にお客さんの動向に気を配っているのが見えた。
空いた食器も邪魔になりそうなタイミングで引き下げてくれるので、気を使わずに食事やお茶を楽しめる。
 

 
最後にデザート
食事が全て食べ終わり、空いた食器がなくなった後に少しした後からデザートを持ってきてくれる。
 
途中で若いサラリーマン達が入店し、ソファ席へ案内されたが、窓際のテーブル席へ移動したいと伝えて席を移った。その際も気兼ねなく伝えれる雰囲気は、このお店が出せる空気のおかげなのかもしれない。
 
店内の壁に置かれている本は自由に読んでいいらしく、一息落ち着きたい時はもちろん、食後にゆっくりとした時間を過ごす際もいいお供になりそう。
 
お酒もカタカナが振ってあるのでわからない呼び名も恥をかかずに呼べる。
 
気軽に入って時間を過ごせるお洒落な空間でした!
また、札幌に寄ったら是非とも来たいお店です!
 
(筆:ちゃ)

【GARAKU】和風出汁の香りが心地よい札幌スープカレーの名店GARAKU【札幌スープカレー】

※ポークフランクとベーコンの炙りチーズのせ
 
GARAKU 札幌本店
札幌市中央区南2条西2丁目
ランチ (11:30〜15:30(last15:00))
ディナー(17:00〜23:30(last22:30))
※スープがなくなり次第終了
 
 
 
私用で札幌へ来て、昼食を何を食べようか悩んだ末にスープカレーを頂く事に!
個人的に札幌の食事といえば、で考えるとラーメンかスープカレーだと思っている。
 
そこで、“おかゆ”の記憶を頼りに、中央区に在するスープカレーの名店GARAKUを捜索・・・
 

 
見るからにおしゃれな扉・・・
美味しければデカい看板など無くても人は集まってくる。
 

 
田舎出身、田舎在住の僕は都会特有の地下施設が自分の見地、常識には無かったので、初めて来た時はここ降りて大丈夫?と心配になったのが懐かしい・・・
 

 
店内の待ち席は座り方次第で7〜10人は座れるタイプの長椅子で、パーソナルスペースにある程度ゆとりを持って座るなら7人が丁度いい人数かもしれない。
 
待ち席が小さくてもスタッフの心遣いは一級で、来店者に対して素早く反応し、来店グループ毎にメニュー表を手渡す心配りが素敵。
 
店舗に入りきれず扉の外に待ち人が居ても、外まで出て案内状況を説明する様は気遣いを徹底しているのを感じた!
 

※店舗奥から撮影(プライバシーの為モザイクを入れています)
 
店舗の広さは個人的には丁度良い広さで席数で言えば30人以上は入れるのかな?
テーブルタイプのバラエティは壁向きカウンター、2人掛け、4人掛け、大テーブルの4種類。
2人テーブルは隣の向かい席の人と若干目が合いにくく、視界には入るけど視線には入らないような距離感。気になる人は気になっちゃうかも。
 

※GARAKUの味が家で楽しめる!?
 
注文は、待ち時間がない時はテーブルで、待つ時は待ち席でオーダーを取るスタイルらしく、座席案内されてからの注文待ち時間が無くてスムーズ!
一つ間違えればオーダーミスになるようなシステムだけれども、間違いにくプロセスを組んでいるのか、スタッフの熟練度なのかは不明。どちらにせよ、効率のいい注文制度をとっているようだった。
 
外国人にも人気で、僕たちが入った時の外国人のお客さんの割合はおそらく3割程。
100%ではない英語だとしても、注文の際は使っているお肉は何なのかをまず第一に説明しているようで、日本ではあまり感じることがない各宗教理念にも気を遣い、このお肉が牛なのか、豚なのか、鶏なのかを明確に伝えているのを見て、外国人にも人気なところを考えると味だけでなく、サービスにも魅力があるのだな・・・と認識した。
 

 
安心してください。紙エプロンあります!
紙エプロンを使用するかどうかを聞いてくれます!
 

 
いつもの通り、味に関しては鈍くて“ここがそうでこう美味しい”とか“もっとこうした方が・・・”とかは食のプロではないので思いつかないけれど・・・
 
とっても美味しい!元は違えど日本の国民食ともなるカレー。それにGARAKUは和風出しがベース。
たしかに、本場の人から見たらこれはカレーじゃないよ!って言うかもしれないけれど、
このスープカレーは日本人に合わないはずがないし、コクはあっても癖がないので外国人にも合う!
 
食べ終わり、幸せな気持ちの中で会計を済まして外へ出る時、お店の入り口まで見送ってくれて尚、幸せになったとさ・・・・。(ランチ時間終了間際の落ちつくタイミングだったからだと思います。忙しい時は見送りとまで行かなくても気持ち良い笑顔で帰してくれます。)
 
札幌では知らない人は居ない超人気店GARAKUでした!
 
(筆:ちゃ)